春 たくさんの白い鈴の花を咲かせ 芽吹いた命の喜びを奏でる 優しいお日さまの光に包まれて 夏 暑さに耐えながら 緑の葉を輝かせる まぶしい お日さまの光に恋して 秋 葉は紅く 紅く 萌えあがる 燃えるような夕日のお日さまに 恋焦がれて 燃えあがっても 届かぬ思い 冷たい風に誘われて ほろほろ ぽろぽろ散る 地面に舞い落ちる紅い涙 冬 枝先に ふたたび宿った新しい命を 厳しい寒さから 大切に守る お日さまの光に見守られて
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