山下佳恵詩集『あなたへ』


奇数という孤独


誰かが仲間はずれになるとわかっているのに
いつの間にか出来る奇数グループ
ひょっこり芽を出す疎外感
割りきれない思い

偶数人数に分かれる時に余る誰か
奇数グループはいつも不安と隣りあわせ
大きくなる不安感

誰もが悩む奇数グループ
その中で偶数に分かれて
それでも何故人は奇数にひかれるのだろう

奇数が神様の数字なら
悩むのは人間の宿命なのか
奇数と奇数をたしたなら
必ず偶数になるでしょう
わかっていても押さえきれない人の思い
振りまわされる奇数という孤独


「 奇数という孤独 」( 了 )

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